約 1,535,371 件
https://w.atwiki.jp/hakarowa4/pages/80.html
お姉ちゃんの3乗~殺×殺×殺~ ◆5ddd1Yaifw ビルが立ち並ぶオフィス街にビュウと風が一陣吹いた。めくれるピンク色のスカート。たなびく燃えるような赤の長髪。 「殺しあいねぇ……」 そのつぶやきは風の吹く音によってかき消される。 向坂環は簡単に言えば迷っていた。 (私はどう動くべきなのかしらね? 大事な幼なじみと弟を護るためにこの殺し合いに乗るべき? それとも抗うべき?) 自分の大切な人達を一人だけでも確実に生き残らせる為に進んで殺し回る闇の道。 全員一緒に協力して笑って元の日常に帰れるよう頑張る光の道。 環の行動方針は大切な人達を護るためだけにあり、後はどうでもいい、勝手に殺し合っていればいい。 (最も、どっちにしろみんなに害意を持つ存在は私が排除するけどね) 環は殺しを否定しない。大切な人達を護るためなら殺しを許容してもいいと思うほどだ。 別にこれは環が非道な人物というわけではない。ただ、大切なものへ掛ける比重が他の人に比べて重いだけ。 それに加えて自分は幼なじみの中では年長者だという自負もある。 私が頑張って皆に対する危険を取り除かないと。その意志が環をこのような考えに導いた。 「さてと、どうしましょう」 思考が最初に戻る。どちらを選択するか。どれほど考えようとも答えははっきりとしない。 ぐるぐる迷路をさまようような、小骨が喉に引っかかっているようなもどかしさが環を悩ませる。 「“これ”で決めましょうか」 環がポケットから出したのは何の変哲もない一枚の十円玉。 つまるところ、コイントスでどちらの方針にするか決めようと思ったのだ。 「表が出たらこのゲームに乗る、裏が出たら抗う……」 人差し指にコインを乗せる。弾いて数瞬後、地面に落ち、キンと甲高い金属音が鳴り響いた。 「……私の選ぶ道は――」 ◆ ◆ ◆ 視点が変わる。環と同じオフィス街に一人の女性がいた。 女性は白のローブを身に纏い、清楚な空気を醸し出してはいるが、どことは言わないが出ているところはしっかりと出ており女性としての色気はある。 しかし何よりも目立つのは背中の天使のような白い羽。 女性――ウルトリィはこの人道から外れたゲームからの脱出を考えていた。 「ハクオロ皇……どうかご無事で」 頭の中で思い浮かべるのは、このような非常事態の時でも諦めずに人の為に最善の行動を行うであろう一人の男。 今も一人でも多くの者を救おうと動いているはずだ、と推測する。 「私も動かないと。少しでも助けになってあの人を支えないと」 だが悲しい、現実は―― 「あっ……」 ――尊き思いなど平気で踏み潰される。 腹部が紅く染まる。流れ落ちる生命の元である血。 「な……に……が」 ウルトリィは何をされたかすらわからなかった。周りには誰もいない、腹に矢が刺さった痕もない。 認識が不可能な攻撃? だめだ、理解不能。 「あ、が、」 ドサっと大きな音を立てながら仰向けに身体が倒れていった。ああ、地面と擦れて痛い、と人事のように呟く。 だがその言の葉の続きはもう紡がれない。死んでしまったのだから。死人に口なし。 オンカミヤムカイの第1皇女、ウルトリィはあっさりと死に堕ちた。 ◆ ◆ ◆ 「少し狙いが外れたけど上々か、うん、使い心地はそんなに悪くない」 ウルトリィからそれなりの距離が離れたビルの屋上で。 手には狙撃銃を持ち、向坂環は冷たく呟いた。 「命って軽いわね、こんな普通の女子高校生でも殺せる」 ただ銃を構え、スコープで狙撃対象を覗いて。 「撃てばそれまで、か」 トリガーを引いただけ。この僅かな動作だけで人はあっさりと死んだ。 「人を殺した、私が人を……」 嗚呼、何ということか。これで立派な人殺しだ。 だけど不思議と後悔はない。大切な人達を護れることに満足感すら覚える。 「さてとあの女のところにでもいって何か漁りましょうか、役に立つものが入っているかもしれないしね。 タカ坊、雄二、このみ……お姉ちゃんが護ってあげるからね……!」 コイントスの結果、向坂環の選んだ道は――先が見えない闇の道だった。 【時間:1日目午後1時30分ごろ】 【場所:G-1】 向坂環 【持ち物:USSR ドラグノフ (9/10)、予備弾倉×3、水・食料一日分】 【状況:健康】 ウルトリィ 【持ち物:不明支給品、水・食料一日分】 【状況:死亡】 013 信仰は尊き聖上の為に 時系列順 033 「All right let s go!」 022 「あさはかなり……」 投下順 024 彼女たちの日常 GAME START 向坂環 057 表は裏に、裏は表に ウルトリィ 死亡
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/93.html
「2人の愛は周りに祝福されなくちゃダメなんです。愛し愛され合う2人だけでは、愛は育めても守ることは難しいの」 「……」 「きっとあの人もそれを知ってたから、まゆが傷つかないようにしてくれてたんですね」 「まゆさん……」 夕暮れの喫茶店で、佐久間まゆと輿水幸子はテーブルを挟んで向かい合っていた。 休日の街道に溢れる喧騒とは裏腹に、2人を包む空気は神妙そのものであった。 ーーーー 事の発端は一週間前に遡る。 澄み切った青空が広がる快晴の下、純白の式場である一組の男女が結婚式を挙げた。 新婦から招待客として招かれた輿水幸子は新婦を祝福すると同時に、新婦の純白の白無垢に目を奪われていた。 穢れなき清純な白い衣装、いつも立つステージとは異なる式場の荘厳さに幸子は圧倒され、普段ならあり得ない他者への羨望を抱くほどであった。 ーーいいなあ、まゆさん。 その新婦ーー佐久間まゆに対して。 式が無事終わり、まゆが披露宴のお色直しを終えた頃、幸子はまゆに挨拶に向かった。 「結婚おめでとうございます、まゆさん。まゆさんは昔からまゆPさん一筋だったので、いつかこうなると思ってましたよ」 「ふふ、幸子ちゃんありがとう」 幸子の挨拶に対しまゆはにこやかに微笑んだ。 お色直しを終えたまゆは、結婚式中の純白のウェディングドレスと打って変わって深紅のカクテルドレスに身を包んでおり、彼女の妖艶さを際立たせていた。 「それにしてもあの人をよく落とせましたねえ。大変だったでしょう?」 幸子は同僚と談笑するまゆPを見やる。 まゆの積極的なアプローチに対して故意なのか鈍感なのか、まゆPがなかなか振り向かなかったかつての光景を幸子は思い出す。周りから見ても非常にもどかしかったのに、当のまゆ本人はどれほどむず痒く感じてただろうか。 しかし今目の前にいるまゆは、そんなことをおくびにも出さず優しい笑みを浮かべている。 「そんなことないですよ幸子ちゃん。プロデューサーさんはまゆのことを一途に想ってくれてることを知ってましたから、まゆはどんな壁も乗り越えられたんです」 「……すごいですね、まゆさんは」 幸子はどこか自分を卑下するかのように呟いた。どんなに自分がカワイイと自負していても、この人のように純粋に強い意志を持ち続けられるのだろうか。そしてーー 「幸子ちゃん、よかったら来週日曜日、お茶しませんか」 「へ?」 幸子の胸中で螺旋を続ける思考が、まゆの一言で不意に止まった。 ーーーー 「ところで、どうしてボクをお茶に誘ってくれたんですか?まゆさんもまだまだ準備に忙しいでしょう?」 まゆからの突然の誘いに戸惑いながらも受けた幸子は、その時聞けなかった疑問をまゆに投げかけた。 「そうですね。新居へのお引越しとか、届出とか、やらなきゃいけないことが多くて大変です。でも……」 まゆの瞳が暗く沈む。 「あの時の幸子ちゃんの顔、なんだか昔のまゆみたいだったから」 幸子の心中を見透かすような目と言葉に、幸子は少しゾッとした。 「幸子ちゃん、ふじえるさんのことが好きなんですよね?」 「え?そ、そそそそんなこと……」 「でもなかなか振り向いてもらえない。いつまでも平行線で踏み越えられなくて、どうすればいいか悩んでるような目をしてたから、幸子ちゃんに話を聞きたかったの」 的確に自身の思いを暴かれ、幸子は押し黙った。 図星だった。あの時の幸子の目には、無意識にまゆへの羨望が確かに込められていた。 時間をかけながらも意中の人を無事射止めた、佐久間まゆへの羨望を。 「……はい、実は……」 幸子は観念して白状を始めた。 ーーーー 話は冒頭に戻るーー 「……だから、まゆはまず周りの人と仲良くすることから始めました」 「え?先にそこからですか?順番が逆じゃありません?」 「ううん、違います。まゆのプロデューサーさんのように優しい人は、自分のせいで誰かが傷つくことを怖がって、避けてしまうんです。自分が良くても、もし周りがそれを認めなかったら、そのせいで大切な人が傷ついたらって考えてしまって、近づこうとすると逃げてしまうんです。自分は何も悪くないのに……とても優しいから。だからまゆは、周りの人を味方につけることから始めました」 「なるほど……」 所謂外堀から埋めていくタイプの攻略法か、と幸子は感心しーー 「プロデューサーさんのお母様、お父様、同期や上司の方、大学、高校、中学、小学校の頃のお友達、それにお隣さん、お向かいさん、はす向かいさん……プロデューサーさんの交友関係を洗い出して、みなさんにまゆを認めてもらいました」 感心しかけたが一瞬で絶句した。 「それにまゆのことを愛してくれたファンの皆さんにも、一通一通思いを込めて手紙を書きました。プロデューサーさんと結ばれるまゆを許してください、と」 外堀を埋め立てるどころか新たに城壁を築く勢いで周りを固めている。逃げ場を徹底的に奪うその手腕は、幸子に蜘蛛を彷彿とさせた。 「……ボクもそこまですればいいんでしょうか?」 「いえ、幸子ちゃんはお仕事が忙しいですから大変だと思います」 「だったら……」 「大事なのは、"逃げる理由"を奪うこと。それを考えれば、幸子ちゃん自身で何をすればいいのかわかると思います」 「逃げる理由……」 恋愛師匠、佐久間師範のアドバイスを受けた幸子の目には決意の炎が宿った。 ーーーー オレの名前はふじえる 愛する幸子を担当する平凡なプロデューサーだ 誰がなんと言おうとふじえるなんだ 今日は休日ということで実家で母の作ったカツ丼を食べる優雅な時間を過ごしてたのね。 美味しそうな湯気を立ちのぼらせるカツ丼の匂いを嗅いでご満悦顔になって、鼻の穴から香りをズルズル嗅いでたわけよ。 そしたらなんか母さんから急に「あんた結婚はまだなの」って話題振られるのよ。うるせー俺は幸子一筋で仕事していくんだって返したら母から、 「その幸子ちゃんとよ。あんたこないだ仕事で来られないからって幸子ちゃん一人に挨拶向かわせて、今度はちゃんと二人で来なさいね」 ?????? ?????? ?????? いつの間にご挨拶済ませてたの?ぼくそんな話聞いてないよ? ?????? 疑問に思いながらも俺が忘れてただけかもしれないから適当に話を流してその日はカツ丼を食べたわけよ。 その日以降もなんか他のみんなから生温かい目で見られたり、やたら既婚者の先輩からアドバイスもらったりして、なんかぼくがもうすぐ結婚するみたいな雰囲気なのね。 なんで?幸子ちゃんが?ぼくと?ん????と思って幸子ちゃんに尋ねるんだけど、なんかうまいことはぐらかされるのね。でもその度に幸子ちゃんが「ふじえるさんはボクのこと好きですよね?」って聞くから即答で大好きって答えちゃった❤️ まあそんな一抹の不安を覚えながらもライブを無事終え、事務所に戻った時に事件が起こったのね。 「ふじえるさん、結婚しましょう」 ?????? ?????? ?????? 幸子ちゃんが婚姻届を突き出してそう言ったわけよ。え?あれ?と思って周りを見回すんだけど、何故かみんなこの状況を期待してるようなワクワクした目線を向けるのね。ん?普通驚くんじゃない? 「え、えと……それはまだ早いんじゃないかな……」 「いいえ、もう何年も待ちました。ふじえるさんにとっても、ボクにとってももういい時期のはずです」 「アイドルが結婚したらファンが……」 「じゃあこれを見てください」 幸子ちゃんが持って来た段ボールの中には沢山のファンレターがあり、中身を読むと「いいぞもっとやれ」「幸子ちゃんプロポーズ頑張って!」「輿水さんおめでとうございます!」「男を見せろふじえる!」「ふじえる殺す」「別れたらふじえるを性奴隷にして一生ところてんさせる」「ふじえる死ね」と沢山の結婚のお祝いメッセージが。なんで?普通もっと怒り狂わない? 「それにこのことはボクの両親にも、ふじえるさんの両親にも話をちゃんと通してありますから」 でもぼくのところには話を通してないよ? 「で、でも他の子が見たらなんて言うか……」 「幸子ちゃん……ふじえるさん……おめでとう」 「フヒッ、二人とも……おめでとう……」 「いやー!やっとかー!二人ともずいぶん長かったねーっ!」 「幸子はん、ふじえるはん、おめでとうさん」 めっちゃ歓迎ムードやん。なんでや。 「ふじえるさん。いい加減観念してボクと結婚してください」 「……幸子ちゃんはそれでいいのか」 「ここまで来て今更何を…」 「幸子ちゃんは勘違いしてるだけだ!ぼくへの信頼を愛だと勘違いして、盲信してこんなことまでして」 パァン 破裂音のような鋭い音と共に、ぼくの右頬が痛みだした。 「逃げないでください」 「え……?」 「逃げないでくださいって言ったんです!さっきからウジウジウジウジウジウジウジウジと!ふじえるさんは他の人に理由を作って逃げてばっかり!!ふじえるさんの気持ちはどうなんですか!!!」 「それは……」 「アイドルだからって何です!プロデューサーだからって何です!年齢差だとか、周囲がだとか言い訳を作って、結局は自分が傷付くのが怖いんでしょう!!!」 「幸子ちゃん……」 「ボクだって怖いのは一緒です……傷付くのもイヤです…………でも、だからと言って、ボクの気持ちまで蔑ろにしないでください……」 段々と涙声になっていく幸子ちゃん。 そこでぼくは自分の臆病さが幸子ちゃんを苦しめていたことにようやく気付いたわけよ。 この状況まで持ってくるのに幸子ちゃんがどれだけ根回ししたのか薄々気付いていたけど、やっぱり怖かった。だから誰も傷つかないよう、気付かないふりをしてたけど、それが幸子ちゃんを一番苦しめてたことに気づいて、ぼくはなんて馬鹿だと悟ったのね。 なので幸子ちゃんに謝りながら優しく抱きしめて、結婚を快諾しました。 周りからもヒューヒューという賑やかしが聞こえて来たけどこっちは聞こえないフリしといた。 その日の帰り道、幸子ちゃんと並んで帰ってたら、 「ふじえるさん、ボクたちがファンからも、仕事仲間からも、家族からも認められた以上、もう逃げられませんからね」 「この先ずっと、これ以上ボクから逃げることはできませんよ」 って言われたんで、(ああ、これは幸子ちゃんに尻を敷かれ続けるなあ)と思いました。 〜祝福という名の鎖END〜
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/168.html
973 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/10(月) 22 17 21 ID QsJMY1TYO 私は鏡の前に立った時、たまに人には決して言えないことをしてしまう時があります… 憂(…お姉ちゃんテレビ見てるし、今なら誰も来ないよね。よーし…) 憂「……コホン。う…ういー?私ね、憂のこと大好き!」 そう、これぞお姉ちゃんからのスキンシップが欠乏している時に行う、『お姉ちゃん物真似』! もちろん虚しくて馬鹿らしいことはわかってます。でも、人にはどうしても欲求を抑えきれなくなることがあるんです! 梓『ここんとこぉ~唯先輩がぁ~まいんち抱きついてきてぇ~ちょ~うざい的なぁ~?でもぉ、嫌ではない系なぁ~?』※一部脚色あり うむむ、いつ思い出しても梓ちゃんの自虐風自慢は腹が立ちます!私は最近なかなかお姉ちゃんにバグしてもらえないのに! …ホントは思い切り甘えたいけど、私からお姉ちゃんに甘えるのは何か恥ずかしくて、結局待つことしかできないんです… 憂「はぁ、なにやってんだろ私。早くもど…」 唯「うっ、うい…」 憂「おっ…!おねっ…!!」 み、見られたー!この反応、どうしても最初っから見てたよね! うわあぁ、どうしよう!私、お姉ちゃんに変な子って思われて… 唯「すごい!私の物真似してたんだよね!さっすがー!」 974 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/10(月) 22 18 30 ID QsJMY1TYO 憂「え…えっと…」 さ、さすがにこれをごまかすのは無理かも… 唯「やっぱり姉妹だけあるね!一瞬私のドッペルゲンガーかと思っちゃった!」 憂「うん…最近物真似に凝っててね…」 …なんとかなりました。ふぅ、肝を冷やしたよ…ん、待てよ?これは使える…! 憂「お姉ちゃん!」 唯「ほい?」 憂「もっ、物真似の資料にね、お姉ちゃんにやってほしいことがあります!」 唯「なんでしょう!」 憂「あ、梓ちゃんにね、『お姉ちゃんがするスキンシップ30%増量しました』ってネタを見せようと思ってるんだけど!」 唯「うん!」 憂「それをお姉ちゃんに実演してほしいの!私に!」 唯「わかった!で、それは具体的に何をすればいいの?」 憂「…文字通り、梓ちゃんにする30%増しを」 唯「わ、わかった…ゴクリ。じゃあ…いきます!うーいー!!」ガバッ 憂「ひゃあぁっ!!お、お姉ちゃんいきなり服を脱がせるなんてー!」 唯「だって30%増しだもん!んちゅー♪」 憂「ふひっ…き、きき、きすまで……」 唯「うい、うい、大好き大好き大好きー!!」 憂「わ、私も!!こうなったら50%、いや、もう100%アップでお願い!」 唯「よしきたぁー!!」 憂「きやー♪」
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/760.html
このSSは『【けいおん!】唯×憂スレ』というスレに投下されたものです http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252737307/l50 303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 00 43 27 ID eWrwQy7o 憂「お姉ちゃん」 唯「……」 憂「お姉ちゃんってば」 唯「んぅ~」 寝ていらっしゃる。 完膚なきまでに寝ていらっしゃる。 『そんなところで寝てると風邪ひくよー?』 そう口にするよりも早く、私は動いていた。 ぷにっ 唯「ん、んぅ~……」 やわらかいほっぺた。 この幸せそうな表情。 見ているこっちが幸せになってしまう。 可愛いなぁ、もう。 ぷにっ 唯「んぅ~、そこはダメだよ、うい~……」 憂「!!」 そ、そんなことを言われてしまうと ぷにっ 尚更やめたくなくなってしまう ぷにっ ああ、病み付きになってしまいそう ぷにっ 唯「……ハッ!?」 ぷにっ 唯「ごめん、寝ちゃってふぁ」ぷにっ 起きたことにも気付かずに、ぷにぷにし続けていた為、 お姉ちゃんの台詞の語尾が可愛らしくなった。 304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 00 44 52 ID eWrwQy7o 憂「あ、ごめんお姉ちゃん、起こしちゃった……というか起こそうとしてたんだけど」 唯「……」 寝ぼけ眼のお姉ちゃんと、少しの間見つめ合う。 ああ、寝起きのお姉ちゃんも可愛ら――「ひゃん!?」 唯「ふふふ、お返し~」 とっても嬉しそうな表情で、私の両腋に手を滑り込ませているお姉ちゃん。 唯「もう一回言って」 憂「……」 唯「ひゃん!?だって、もう、憂はかわいいなぁ」 憂「ふふ、お姉ちゃん」 唯「なに?」 憂「こちょこちょこうげきぃ!」 唯「きゃあっ!……っ、あはははっ、ちょっ、うい、すとっ、あはははっ!!」 少しだけ体重を乗せて、お姉ちゃんを組み敷く。 元々寝ていた体勢なのだ。 ポジション的に見て、どう考えたって私の方が有利である。 しかし、お姉ちゃんもまた簡単には諦めない。 くすぐり攻撃を受けながらも、その両手は私の腋、そして脇腹を攻める。 憂「くっ、あはははっ!!わ、私を本気にさせたなー!?」 唯「あはははっ、ひっ!?う、うい、胸はダメっ!!」 憂「胸じゃない、腋!」 唯「腋!?」 ――今日もまた、私とお姉ちゃんの幸せな夜が更けていくのでした。 すばらしい作品をありがとう
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8908.html
「お姉ちゃーん、朝だよー!早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 いつもの朝です。 私は朝の弱いお姉ちゃんに、声を掛けます。 それでも起きてこないお姉ちゃんの部屋を覗くと、お姉ちゃんはギー太をぎゅっと しながら気持ち良さそうに抱いて眠っていました。 私はそっとお姉ちゃんの腕からギー太を抜き取ると、それをギターケースに 仕舞って、言います。 「唯ちゃん、愛してるよ」 私からじゃない。ギー太からの愛のコトバ。 それでもいい。私は言いたかった。お姉ちゃんに、愛してるって。 そしてお姉ちゃんは、ギー太の「コトバ」を聞くと、「ふおお!?」と目を覚まし、 私を見て、私の大好きな笑顔でこう言うのです。 「憂、おはよう」と。 「ねえ、お姉ちゃん」 「なあに、憂?」 お姉ちゃんは、私を見ると首を傾げました。 私はそんなお姉ちゃんを見て心臓が高鳴るのを隠すため、顔を逸らして 「ううん、なんでもないよ」と答えました。 本当は、私の片手をお姉ちゃんの片手で温めて欲しかった。 いつかの朝のように。 けど、そんなのわがままだってわかっているから、私は何も言いませんでした。 お姉ちゃんと一緒にいること自体が幸せなんだから、と自分に言い聞かせます。 「そ?今日は一段と寒いねえ、憂」 お姉ちゃんは、私の気持ちも知らずにふわりと笑うと、手をすり合わせて歩き始め ました。せめて学校に行く間だけでも誰よりもお姉ちゃんの近くにいたくて、 私はお姉ちゃんを追いかけると隣に並んで「うん、そうだね、お姉ちゃん」と笑いました。 学校に着くとすぐ、どんより雲っていた空から雪が降り始めました。 そういえば今日、傘持って来てたかな。 念のためにカバンの中を探ってみたけど、傘は見付かりませんでした。 お姉ちゃん、傘持って来てるかな。 私はそう思って三年生の下駄箱のほうを見たけど、もうお姉ちゃんの姿はなく、 諦めて自分の教室へ歩き出しました。 . 空が暗いと自分の心まで暗くなるような気がして、私は雨や雪の日が嫌いでした。 だけど、お姉ちゃんがある年のクリスマス、私に「ホワイトクリスマス」をプレゼントして くれたあの日から、雪の日が好きになりました。 思えば、あの頃から私はお姉ちゃんに、家族や姉妹としてじゃなく、一人の人間として、 好きになり始めていたんだと思います。 好きな人は異性ではなく、同性。しかも同じ家族。 私はこの気持ちに気付いてしまったときから、ずっとこの気持ちを隠そうと頑張ってきました。 けど、こんな雪の日には、あの日のことを思い出してしまい、私のこの気持ちを 煽ってしまいます。 窓の外の世界は降り続く雪でだんだん白く染まっていきます。 おかしいな。 さっき別れたばっかりなのに、もうお姉ちゃんと会いたいなんて。 お姉ちゃんの温かい手で私に触れてほしいなんて。 想っちゃいけないとわかっているのに。 「苦しいよ……」 私は呟きました。 心が、苦しい。すごくすごく、苦しかった。 お姉ちゃんのことを想うと、いつもこう。 そして雪の日は尚更、私の心は潰れそうになってしまうんです。 . 珍しく、あまり集中できなかった午前の授業を終え、私は少し頭を冷やしたくて 教室を出ると、冷たい風の吹いている廊下の窓から身を乗り出しました。 「何してるの、憂?」 「わ、あ、梓ちゃん!」 突然声を掛けられて、私は思わず落っこちそうになってしまいました。 梓ちゃんが慌てたように私を助けてくれます。 「ちょ、憂、危ないよ」 「う、うん、ありがとう……」 「で、何してたのよ憂?こんな寒いとこで。早くお弁当食べようよ」 「うん、そうだね……」 梓ちゃんは私の様子を見ると、「何かあったの?」と少し心配そうに訊ねてきました。 私は何でもないよ、と答えようとして、別の言葉を並べていました。 「梓ちゃんは、好きな人が女の人、ってどう思う?」 聞いてから、しまった!と思って慌てて誤魔化そうとしたけど、梓ちゃんは別に 引いたような顔でも、変な顔でもなく、「え?」と少し驚いたものの、「いいと思うよ」と 答えてくれました。 「ムギ先輩の受け売りだけどね、相手のことが本気で好きなら性別なんて関係ないって」 「……もし、それが家族でも?」 さすがの梓ちゃんも、動揺を隠せないようで、「ごめん、何て?」と 聞き返してきました。 「やっぱり、おかしいよね……」 「憂……」 「ごめんね、梓ちゃん!変なこと言って。昼休み終わっちゃうし、お弁当食べよ!」 何か言いたそうな梓ちゃんに気付かないふりをして、私は話を逸らしました。 ちょうど純ちゃんが待ちきれなくなったのか教室から顔だけ出してカレーパンを 食べながら「二人とも何してんのよー?」と私たちを呼びました。 午後の授業が始まっても私は何となく上の空で、お姉ちゃん、何してるかなとか、 お姉ちゃん、寝ないでちゃんと授業受けてるかな、とか、そんなことばかり考えていました。 気が付くと今日の授業は全部終わってしまい、いつのまにか帰りのHRが行われていました。 「今日は天候の関係もあって、外の部も中の部も部活動は無しだ」 担任の先生の声に、私は思わず顔を上げました。 今日はどの部活もないんだ。久しぶりにお姉ちゃんと帰れるかも知れない。 そう思うと、少しだけ嬉しくなりました。 外ではまだ雪が降っています。 もしお姉ちゃんも傘を持っていなかったら、二人で走って帰ろう。 きっとお姉ちゃんとなら、どれだけ走ったって冷たかったって平気だから。 解散になると、私は急いで荷物を纏めて教室を出ました。 お姉ちゃんが帰らないうちに早く下駄箱に行きたくて、私は何度も廊下を走り そうになりました。 下駄箱では1年生と2年生の姿しかなく、3年生はどのクラスもまだのようでした。 私は靴を履き替えると、3年生の下駄箱の前でお姉ちゃんが来るのを待っていました。 「あ、憂!先に帰ったかと思った!」 3年生の廊下からぞろぞろと先輩たちが歩いてくるのが見え始め、もうすぐかなと 思っていたら案の定、お姉ちゃんはすぐに私の元へ走ってきました。 「ういー、私、傘忘れちゃって」 「ごめんねお姉ちゃん。私も持ってこなかった」 「そっかー……」 しょんぼりとするお姉ちゃんに、「走って帰ろっか」と声を掛けようとした時、 突然お姉ちゃんが「あ!」と声を上げました。 「あずにゃんだ!」 「わっ、唯先輩!?」 お姉ちゃんは、2年生の下駄箱で多分一緒に帰る人を探していたんであろう梓ちゃんの 姿を見つけると、嬉しそうに駆け寄っていくと抱き付きました。 ずきん。 少し、胸が疼きました。 おかしいな、いつも見慣れてる光景なのに。 何でだろう、今日は凄く、嫌な気持ちになってしまいました。 きっと、雪の日だから、こんな気分になるだけ。 そう自分に言い訳してみたけど、その気持ちは消えることはなく、私はもやもやと したものを抱えてお姉ちゃんが自分の元へ戻ってくるのを待っていました。 「ごめんねー、憂、帰ろ」 お姉ちゃんは、梓ちゃんの待ち人が来たのをきっかけに、梓ちゃんから離れると 私の元へと戻ってきました。 私はいつものように「大丈夫だよ」と言えなくて、ただ「うん」と言ってお姉ちゃんより 先に歩き出しました。 「うい?どうしたの?」 「ううん、何でもない」 「だって憂、怒ってる」 「怒ってない!」 つい声を荒げてしまいました。 校門を出たところで私たちは立ち止まりました。 「うい……?」 お姉ちゃんはずるい。 私のことなんでもお見通しのくせに、肝心のことは何も知らない。 知ってくれない。 知らないほうがいい。だけど知って欲しい。 今、私がどんな気持ちでいるのか。 私がどんなにお姉ちゃんのことが好きなのか。 「……バカ」 「え?」 「お姉ちゃんのバカ、大嫌い!」 あぁ、どうしてだろう。 どうしてこんなこと言っちゃったんだろう。 「憂……」 「ごめん、なさい……!」 私はお姉ちゃんに目を合わすことも出来なくて、ただ小さな声で謝ると、 その場から走り出しました。 「憂!」とお姉ちゃんの声が聞こえた気がしたけど、私は立ち止まりませんでした。 全部雪のせいにできたらいいのに。 走りながら、私は本気でそう思いました。 気が付くと、昔よくお姉ちゃんや和ちゃんと遊んだ公園へ来ていました。 私は頭に積もってしまった雪を振り払うこともせずに、公園の真ん中に来ると その場に座り込んでしまいました。 私は今まで我慢してた涙が次々と溢れ出てきて、それを拭おうと必死に目を こすりました。 それでも涙は止まってくれません。 涙を拭いながら、私はただ、自分が嫌で嫌でたまらなくなりました。 どこかへ行ってしまいたい、お姉ちゃんのいない場所へ、どこでもいいから。 「ごめんね、ごめんね、お姉ちゃん……」 もう、どうすればいいかわからないよ。 こういうとき、お姉ちゃんはなんて言ってくれたかなあ。 思い出せないよ。 このまま、ここで凍え死ねればいいのに……。 お姉ちゃん、私のこと、どう思ったかな。 面倒な妹?うるさい妹?それともいらない妹? 雪がだんだん強くなってきました。 横殴りの風が、私のスカートを捲り上げました。 慌ててスカートを直すと、微かに何かの音が聞こえました。 誰かの、歩く音。 「うい……っ」 顔を上げると、お姉ちゃんがいました。 お姉ちゃんは息を切らせながら私に近付いてくると、突然私に梓ちゃんにして いたようにぎゅっと抱きついてきました。 「お姉ちゃん……?」 「憂、よくわからないけど、ごめんね……?」 「……うん」 「だから、私のこと嫌わないで」 「嫌わないよ」 嫌うわけない。嫌えるわけない。 たぶん、私はずっと、お姉ちゃんに依存したまま。 「私、憂のこと、大好きだよ。大切な大切な家族だって思ってる」 うん、わかってるよ、お姉ちゃん。 だけど私は―― 「だからね、憂のこと、傷付けたくない」 「本当に?」 「うん、本当に本当。憂のこと、大好きだもん、愛してるもん」 ずきん。 また、胸が疼いた。 私は、愛して欲しかったわけじゃない。 私が求めていたのは、そんなに軽い「愛してる」じゃない。 嫌いだって。 大嫌いだって。 そう言ってくれたほうが、私はこんなにも苦しまなくていいのに。 「私も、愛してるよ」 お姉ちゃんに囁き返した虚しい告白は、真っ暗な夜空に溶けて消えていった。 . 「お姉ちゃーん、朝だよー!早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 いつもの朝です。 私は朝の弱いお姉ちゃんに、声を掛けます。 それでも起きてこないお姉ちゃんの部屋を覗くと、お姉ちゃんはギー太をぎゅっと しながら気持ち良さそうに抱いて眠っていました。 私はそっとお姉ちゃんの腕からギー太を抜き取ると、それをギターケースに 仕舞って、言います。 「お姉ちゃん、愛してるよ」 ギー太からじゃない。私からの愛のコトバ。 けれどきっと、お姉ちゃんには伝わらない。伝わらなくていい。 お姉ちゃんは、私がしばらくお姉ちゃんの寝顔を見つめていると目を覚まし、 私を見て、私の大好きな笑顔でこう言うのです。 「憂、おはよう」と。 終わり。 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13310.html
「お姉ちゃんお帰り♪」チュッ 「えへへ~♪ただいま♪」チュッ お姉ちゃんとは挨拶の度にキスするのが決まり事です。いつからかは覚えていませんが確か小さい頃にお父さんとお母さんがいってきますのキスをしていたのを見たのを真似したのが始まりだったと思います。 一度姉妹でキスするのは変だって和ちゃんが言ったのですが欧米では当たり前だとお隣のTommyおばあちゃんが言っていたので我が家では変な事ではなく普通の事として受け入れられてます。 「お姉ちゃん、朝だよ~♪」チュッ 「うい、おはよ~♪」チュッ おはようの時にもキス 「行ってきまーす♪」チュッ 「ただいま♪」チュッ 行ってきますの時もただいまにもキス、 「お姉ちゃんありがとう」チュッ 「どういたしまして」チュッ ありがとうの時にもキスは欠かせません。 敬愛を示すのに感謝を表すのに取り敢えずの挨拶に…etc ありとあらゆる節目節目に私達は姉妹ではほっぺにキスをし合うのが普通でした。 でも最近私達は変です。 挨拶の度にほっぺにキスをするのはいつもの通りですが何かすっきりとしません。お姉ちゃんも同じなのかキスをした後にもう一度キスをしたりハグをしたりと色々してきます。 でもなかなか良い解決法は見つかりません。 和ちゃんに相談したのですが、「このバカップル!!」と言われただけで解決できませんでした。 和ちゃんは幼なじみの癖に意外と薄情です。 どうしたらいいか分からず、今日も悶々とした気持ちのまま一日が過ぎもう夜です。 お姉ちゃんとはおやすみのキスも済ませています。 今夜もどうすればこの気持ちを解決できるのかを考えながら寝ることにします。 トントントン。 少しうつらうつらして来た頃にドアがノックされました。 「憂、起きてる?」 お姉ちゃんが小声でドアの向こうから聞いてきます。 「うん。」 「入るね。」 さっき見たパジャマ姿のままのお姉ちゃんが入ってきました。 「どうしたのお姉ちゃん?」 「あのね、私どうしたらいいか分かったんだ。」 少し思いつめた感じでお姉ちゃんが口を開きました。 私も真剣な表情でお姉ちゃんを見つめてしまいます。 「あのね、解決するには…キ、キスすればいいと思うんだ。」 「いつもしてるよ?」 「そうじゃなくてもっと大人の…お父さんとお母さんがたまにしてるやつ。」 お父さんとお母さんがたまにしてるキス…ちゃんと見た事はあまりありませんが一度見た時はすごいドキドキした覚えがあります。 「あのキスをやればきっと悶々とした気持ちも消えると思うんだ。」 「でも…。」 やり方もよく分かりません。それになにかいけない事のような気もします。 でもお姉ちゃんがせっかく考えた方法です。無下にする訳にもいきません。 「うい…。」 お姉ちゃんの寂しそうな声で意を決しました。 「おねえちゃん、やろう!!」 「うん。」 「でもどうやってやるの?」 「えっと…たしか…。」 そういってお姉ちゃんが私の顔を両手で挟みます。 「こうして顔を近付けて…」 息がかかるぐらいにお姉ちゃんの顔が近付きます。 「で…。」 お姉ちゃんの唇が私の唇にそっと触れました。 唇がいったん離れ 「私のする通りにしてね。」 お姉ちゃんはそう言うとまた唇を触れ合わせました。 唇をくっつけあってるとお姉ちゃんが舌を伸ばしてきて舌が歯茎に触れます。 口を少し開けお姉ちゃんの舌と私の舌を触れさせました。 お姉ちゃんが舌を伸ばしてきたので私も舌を伸ばします お互いに舌を伸ばしあってできる限り舌を絡め合わせました。 お姉ちゃんの言う通り出来る限り舌を絡め合っていましたが息が続かなくなってきました。 でも舌を絡めるのを止めたくありません。 手をお姉ちゃんの後ろに回して…お姉ちゃんの手もいつのまにか私の後ろに回っていました。 不意にお姉ちゃんの唇が離れました。 が、すぐに唇がまた触れます。 今度は私から舌を絡ませます。 だいたい十分ぐらいそうやって舌を絡ませあっていったん離れてまた舌を絡ませて…を繰り返しました。 お互いに少し満足したのか一旦離れます。 「憂、どう?これならキスの後変な気持ちにならないでしょ?」 「でもキスした後、ドキドキする…。ねえお姉ちゃん、もっとしていい?」 「お姉ちゃんも憂と同じ気持ちだよ。」 そうしてその日は朝までずっとキスをし続けていました。 「キスの後悶々としない為にこれから二人でするキスは全部大人にキスにする!!」 と決めたのは私が小学6年生の頃の話でした。 おしまい…でいい? 戻る
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/389.html
前へ それからしばらくの間、私は千聖と2人でスケートを楽しんだ。つきっきり指導の賜物か、よろよろ滑るのが精一杯だった私も、どうにかフツウぐらいの速度を出せるようになってきた。 そういえば、こんなふうに誰かと外でガッツリ遊ぶのって、結構久しぶりだ。平日は学校と寮と往復で終わってしまうし、休みの日も、出かけるとしてもせいぜい駅ビル。 遅くなると千聖のところに行けなくなるし、最低限の買い物をしたらすぐに出ちゃう。 考えてみたら、大好きな寮のみんなと、大好きな千聖がそばにいるから、お屋敷と寮の敷地外にでる理由ってほとんどないのかもしれない。 「舞、だいぶ上達したわね。うらやましいわ、舞は何でも飲み込みが早いのね」 「ふふん。でも、千聖だって基礎能力がすっごい高いことたくさんあるじゃん。運動とか。勉強もさ、できないって思ってるだけで、地頭はいいんだから。もったいないよ」 「あら。今日の舞は優しいのね。いつもは千聖のこと、ばーかばーかって言うくせに。ウフフ」 あぁ、もう可愛いったら!とても年上になんて見えないその笑顔に、つられて私もにやにやしてしまった。何となく目が合って、はにかんで微笑みあう。何これ、超いいムード。 「ねえ、ちさ・・・」 「おーい、舞!千聖お嬢様―!!遅くなってごめんねー!」 ――お姉ちゃん、空気読んでつかあさい。 舞美ちゃんは、スケート靴のまま器用に走り寄ってきた。汗を乾かしていたはずなのに、さっそくもう白いおでこに水滴が滲んできている。 「ごめんごめん、休憩所にクラスの友達が何人かで来てて、何か話し込んじゃった」 「あら、素敵な偶然ですね」 「ここ、駅からも学校からも近いですから。まだ会ってないだけで、他にも知り合いの子とかいたりして」 ももちゃんやすぎゃさんがいたら面白いのに、何て言いながら千聖は微笑む。・・・・いけないいけない、ガキじゃないんだから、くだらない嫉妬心は抑えないと。 千聖に仲良しさんがいるのはいいことじゃないか。 「・・・それはそうと、そろそろお昼にしませんか?私さっきからお腹の虫が鳴いて鳴いて」 そう言ってお姉ちゃんが軽くおなかを撫でると、タイミングよくグーッとおマヌケな音が漏れた。つられるように、私と千聖のおなかもキュルキュルと音を立てる。 「あはっ、意見が合ったみたいだね。よーし、もうすぐ休憩所が混んできちゃう時間だから、急ごう!」 舞美ちゃんは私と千聖の真ん中に分け入って、二人の肩をガシッと抱いた。 「・・・ラグビーじゃないんだから」 そのままのっしのっしと人を掻き分け休憩所に行くと、運良く4人席が空いていた。手早く椅子に座って、無事確保完了。 「ここにしよう!お嬢様、よろしいですか?」 「ええ、もちろん。でも、ちょっと待っててね、私、荷物を取りに行って来るわ」 「ちょっとー、お昼の後でもいいじゃん。ちさ・・・」 「まあまあ、いいじゃないか。お嬢様はきっとすぐ戻るよ。私とここで待ってよう」 相変わらずご機嫌なおねえちゃんは、また無意味にデジカメを取り出して、飽きもせず私の顔を撮影する。 「ふっふっふ」 「もう、何だよー」 「だって今日の舞、本当に嬉しそう。お嬢様とデートできるの、楽しみにしてたもんね」 ちっちゃい子をあやすようにほっぺをつつかれる。 千聖といる時の私のキャラ崩壊っぷりはみんなにネタにされちゃうぐらいひどいから、こんな風にからかわれるのはよくあることだけど、改めてしみじみ言われるとさすがに恥ずかしい。 「別に、千聖とはいつでも一緒だし。今日だけ特別楽しみってことはないけど」 はい、嘘。だけど私は強がる事でワンクッション置かないと、なかなか素直に話ができない。 「またまたそんなこと言ってー。・・・・・私ね、舞」 ふいに、お姉ちゃんは声のトーンを落とした。ちょっと真面目に話したいときの、お姉ちゃんの癖。私もつられて背筋が伸びる。 「私、舞とお嬢様が仲良くしてるの見るの、すっごく好きなの。お互いに大好きだーって気持ちをぶつけ合ってるみたいで、素敵な関係だと思う。」 「うん」 「だからね、ほら、去年・・・・舞とお嬢様の仲ががこじれちゃったことがあったでしょ。何か、すっごく怖かったの」 あー。そんなこともあったっけね。 私は久しぶりに、にっくき新聞部(元)部長の顔を頭に思い浮かべた。ここんとこずっと平和だったから、そんな人のことなんてもうすっかり忘れていたけど、 改めてあの事件について考えてみると、ムカムカが蘇ってくる。 大体、私結局あの人に直接謝ってもらってないんだけど!なんなの! 「・・・でもね、あのことがあってから、舞もお嬢様も成長したなって思うんだ。」 「成長・・・」 「うまく言えないけど、前よりも自立した上でラブラブっていうか。そんな2人を間近で見る権利を独占できて、今日の私は幸せだよ!とかいってw」 「うん」 私は黙ってお姉ちゃんに抱きついた。普段はある意味私よりずっと頼りないところもあるのに、こうしてちゃんと私と千聖のことを見ていてくれて、本当に嬉しい。 「・・・アリガト」 小声でつぶやくと、お姉ちゃんは黙って頭を撫でてくれた。こういう時からかったりしてこないから、お姉ちゃんには遠慮なく甘えられる。 「まだまだ今日は楽しもうね、舞。笑顔の写真いっぱい撮らせてね!」 「でも、一応言っておくけど、今日はあくまでも私と千聖のデートなんだからね。千聖と必要以上にイチャイチャしないでよ、絶対!」 「あら、なんのお話?千聖がどうしたのかしら」 嫉妬の鬼、萩原舞。とりあえず念のためお姉ちゃんに釘をさしていると、早足で千聖が戻ってきた。 「えーん、お嬢様ー。舞がいじめるんですよー」 「まあ、舞ったら。罰として、お昼ご飯はおあずけにしようかしら。ウフフ」 千聖はそう言って、ピンクの巾着袋をテーブルの上に置いた。中から取り出されたのは、小さな1段式のお重箱。 ふたを開けると、いろんなパンで作ったサンドイッチがぎっしり詰まっていた。 「「えーっ!」」 お姉ちゃんと私、声を合わせてびっくりしてしまった。確かに今日はちょっとバッグが大きいなとは思ってたけど・・・ 「これ、作ってきたの?」 「ええ。私、今日のお出かけがあまりにも楽しみで、朝早く目が覚めてしまったの。それで、お弁当を用意しようかと思って。 栞菜も起きてくれたから、2人でえりかさんのお部屋に行って、いろいろ教えていただきながら作ったのよ。 たしか、なっきぃの予定表では、お弁当はスケート場の売店で買うことになっていたけれど、このぐらいの予定変更なら大丈夫よね?」 「当たり前ですよっお嬢様!もしなっきぃが文句でも言ったら、その時は私がヘッドロックでもかけて仕留めますから!」 ――お姉ちゃん、知らないの?それはなっきぃにとってはご褒美なんだよ。 「ウフフ、それは安心ね。では、どうぞ召し上がって。舞、どれが食べたいかしら?舞?」 「んーん」 どうしよう、千聖の顔をまともに見えない。黙って口を閉じてないと、本当に顔がありえないくらい弛緩してしまいそうだった。あーヤバイ、超嬉しいんですけど。 千聖は私とは正反対で、ちっちゃなことでもすぐ笑顔になってくれるから、実際私とのデートをどのくらい楽しみにしていたのか、正直あんまりよくわからなかった。 だけど、今日1日を楽しいものにするために、こんなにいっぱいお弁当作ってくれて。重かっただろうに、何でもないような顔してお屋敷から持ち歩いてくれて。 楽しみにしてくれていた気持ちを推し測っていた自分が、ちょっと恥ずかしい。 「舞?」 「・・・これ、食べさせて」 だから、今は思いっきり甘えさせてもらうことにした。ツナとトマトのサンドイッチを千聖に手渡して、大きく口を開けてみせる。 「あら、舞ったら甘えんぼうね」 私たちが食べさせあいっこをしてる横で、舞美ちゃんも嬉しそうにパンを口に運んでいる。 「おいしい?」 「はい、とってもおいしいです!特にこの、フランスパンにハムとチーズが挟まってるやつ!もうおいしすぎてさっきからこればっかり食べてます!」 「ちょっと、お姉ちゃん!舞まだそれ食べてない!残しといてよねっ」 お姉ちゃんの言うとおり、お世辞抜きに千聖の作ったサンドイッチは美味しかった。もちろんえりかちゃん監修というのも大きいだろうけど、千聖は大雑把な性格の割りに、案外料理が上手い。 次々に手が伸びて、あっという間に残り3つとなってしまった。 ――ああ、超平和。超幸せ。このままゆったりまったりした雰囲気で、一日過ごせたらいいのに。 「お嬢様、舞、私最後にこれ食べたいんだけど、いいかな?」 舞美ちゃんは野菜サラダサンドを指差した。私はさっき千聖に食べさせてもらったから、いいよ、とうなずいた。 「あら、それは自信作なのよ。ウフフ、どうぞ。気に入っていただけてよかった。私はフルーツサンドが食べたいわ。舞、どうかしら?」 「うん、いいよ」 となると、私はこのローストビーフとレタスのやつか。・・・なんかこれ、よくわかんないけど、すっごく美味しそうなんだけど、禍々しいオーラが漂っている。 ほら、推理小説とかでよくあるじゃん。特に理由はないけど、嫌な予感がして手をつけなかった食べ物に、毒が盛られていた、とか。そういう感覚に近い気がする。このサンドイッチ・・・何? 「んー、やっぱりおいふぃー!」 「ウフフフ、それは、ゴマドレッシングとマヨネーズを和えて・・・」 2人が楽しそうに話している横で、私は難しい顔してサンドイッチとにらめっこ。 「舞、どうしたのー?食べないのー?おいしいのに、お嬢様サンド」 うぐぐ!普段はにぶちんなくせに、お姉ちゃんは静止状態の私にすぐ気がついてしまった。 「食べないなら私が・・・」 「待って!食べないなんて言ってないじゃん!」 依然食欲旺盛なご様子の舞美ちゃんの手から逃れるごとく、サンドイッチを上に掲げて回避する。そのまま口に運ぼうとする一歩手前、ふと思い立ってパンをめくってみる。 「うーわっ」 バジルソースか、西洋ワサビか。そこには緑色の液体で、“Chisato is mine forever big bust”とか書かれていた。 「あぁ、それは栞菜が作ったのよ。そういえば、できたら舞に食べてほしいって言ってたかしら。特別なおまじないをかけてあるとか」 「・・・あっそ」 ――危なかった、こんなもん何にも知らずに食べてたら、体内から侵食されるところだった。 「食べないの?」 相変わらずお姉ちゃんは、えさを前にした大型犬だ。とりあえず半分に割って、ビッグバストとか超ムカツクことが書いてある方を渡してあげた。 よし、これで私が請け負う呪いは半分だ。 「何がmineだ、こんにゃろ!舞のだよ!舞の!」 味は普通に美味しいところがまた腹立たしい。禍々しい呪術を噛み潰すつもりで、私はバリッと音を立たせながらサンドイッチを口に押し込んでいった。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6320.html
それは俺が中学を卒業した春休みのある晩のことだった。 女手一つで俺を育ててきてくれた母親は何の脈絡もなしに言った。 須賀母「私、再婚することにしたわ」 京太郎「え?」 須賀母「あと、向こうにも娘さんが居るらしいから仲良くしてあげてね」 京太郎「えっ、えええええ!?」 母曰く明日から新しい夫と二泊三日で旅行に行くらしい。 そしてその間新しく家族になるという女の子と一緒に暮らして仲良くなれ、とのこと。 ど う し て こ う な っ た 京太郎「で……その再婚相手が……」 須賀母「そう!この宮永界さん!」 京太郎「宮永って、まさか……」 須賀母「うん、あんたと同じクラスだった宮永咲ちゃんのお父さんよ」 京太郎「な、なんだってえええええ!?」 須賀母「あ、来たわよ」 界「やあ京太郎くん」 京太郎「お、おはようございます」 界「三日間、咲を頼むよ」 京太郎「は、はあ……」 宮永咲 好感度67 咲「お、おはよう京ちゃん」 京太郎「ああ、おはよう咲」 ……気不味い! まさか咲が俺の家族になるなんて……俺、これからどうなるんだ!? 咲「えっと、中入って良いかな?」 京太郎「お、おう!取り敢えず入れ入れ」 つーわけで咲を我が家に招き入れる。 これからコイツと家族になるなんてどうにも調子が狂うな。 咲「わ、私達これから兄妹になるんだよね……それとも姉弟かな?」 京太郎「ああ、そうだなどっちが兄か姉か、一応誕生日は俺のが遅いけど……」 咲「それじゃあ……私がお姉ちゃんだね!」 京太郎「なんか、やっぱ変な感じだな」 咲「ほらほら、お姉ちゃんって呼んでいいんだよ?」 京太郎「そうか、呼び方も変わる……のか?」 咲「まあ別にいままで通りでも良いけど」 京太郎「うーん、そうだな……」 京太郎「よし決めた!これからは咲のことは…… 京太郎「やっぱ咲のままで!」 咲「うん、それが一番しっくり来るね」 京太郎「ああ」 関係が姉弟に変わっても、やっぱり今まで通りが一番だな。 咲「それで、これからどうする?」 京太郎「そうだな、まだ朝だし……」 京太郎「どっか出かけるか」 咲「いいね、どこいくの?」 京太郎「そうだな、それなら……」 京太郎「近くの公園でも行こう」 咲「わかったよ」 京太郎「それじゃ早速出かける準備だ」 京太郎「あー……」 ヤバい、何を話そう。 咲「うぅ……」 公園に来たは良いものの会話が始まらない。 やっぱり何かこう変な距離感が。 時計を確認するともう昼近くになっていた。 京太郎「……帰るか」 咲「うん」 家に帰って昼食を取る。 京太郎「午後はゲームでもして遊ぶか」 咲「ゲーム?」 京太郎「ああ、やり方わかるか?」 咲「わかんない」 京太郎「それじゃあ操作方法はだな……」 咲にゲームの操作方法を一通り教えてゲームスタート! 咲「わわっ、キノコ来てるよぉっ」 京太郎「それは取っても大丈夫な奴だ!」 咲「じゃあ、このキノコは!?」 京太郎「それは触ったら死ぬ!」 咲「なんか甲羅が跳んできたぁ!?」 京太郎「あ、すまんそれ俺が投げた」 咲とやったのは二人で協力プレイ出来るゲーム。 なんだかんだで咲も楽しむことが出来たらしい。 死ぬ度に「もう一回!」と言う咲に付き合っているといつの間にか夜になっていた。 京太郎「ん、暗くなってきたな」 咲「お風呂とご飯どっちにする?」 京太郎「うーん、そうだなぁ」 京太郎「風呂から、かな」 咲「京ちゃん先に入る?」 京太郎「俺は後で良いから咲が入ってこいよ」 咲「ありがと京ちゃん、それじゃお先にー」 京太郎「おう、ごゆっくりー」 咲「良いお湯だった~」 京太郎「お、上がったか」 そう言って振り返るとそこには、タオルを一枚身体に巻いただけの咲が居た。 京太郎「お前なんつー格好を」 咲「え……?ってやだ!いつもの癖でっ」 普段はお風呂あがりにタオル一枚なんすか咲さん。 ってそんなことを考えてる場合じゃない。 タオルから伸びるお湯で火照った健康的な手足から目を背ける。 京太郎「早く着替えてこいっ」 咲「う、うん!」 咲(京ちゃんに恥ずかしいところ見られちゃった……) 咲(でも、姉弟だしそんなに気にすることじゃない……のかな?) 咲「ふぁあ……んぅ」 京太郎「眠そうだな」 咲「ちょっとね……昨日は色々あって疲れたし」 京太郎「そんじゃ、そろそろ寝るか」 咲「うん、おやすみ京ちゃん」 京太郎「おやすみ咲」 挨拶を交わして二人別々の部屋に入る。 咲にはひとまず使われてなかった空き部屋を使ってもらうことにした。 それにしても大変な一日だったな。 ……咲と二人きりで一つ屋根の下で寝るなんて、不思議な気分だ。 一日目が終了しました 咲が我が家に来てから2日目。 目覚ましがやかましく鳴っている。 正直、まだ眠い。出来ることならもっと寝ていたい。 ただ早起きは三文の得なんて言葉もあるしなぁ。 そんなことを考えながらぼんやりと目を開ける。 どうするかな……。 京太郎「いや、起きよう」 咲が来て初めての朝だしな、だらしない姿を見せるわけにはいかん。 さて、咲の奴を起こしに行くか。 咲「すぅ……」 ぐっすり眠ってますねこのお姉さんは。 さて、ここは弟として起こしてあげますかね。 咲「んぅ……私が、お姉ちゃん……えへへ……」 不覚にも可愛いと思ってしまった自分が居る。 京太郎「おーい、咲起きろー」 咲「ふぇ……?」 京太郎「お早うございますお姉さま」 咲「あ……おはよ……」 京太郎「朝飯準備しとくから降りてこいよー」 咲「ありがと……」 咲「ふぁあ……」 京太郎「まだお眠か?」 咲「むっ、馬鹿にして!私がお姉ちゃんなんだよっ!?」 京太郎「はいはい、お姉ちゃんお姉ちゃん」 咲「京ちゃん絶対馬鹿にしてるでしょ!?」 京太郎「してないしてない」 咲「してるもんっ!」 京太郎「よし、今日も出かけようぜ咲!」 咲「うん、いいよ!」 昨日のリベンジだ!今日は上手くやるぞ! 京太郎「今日は遊園地に行くぞ!」 咲「おー!」 俺たちがやってきたのは『長野ネズミーランド』 真実を知るとネズミに夢の国へと連れて行かれるとか長野と言いながら千葉にあるとかそういうことは無い。決して無い。 それじゃあ咲と二人で楽しむぞー! 京太郎「じゃあ、お化け屋敷に入るか」 咲「お化けっ!?」 京太郎「フフ……怖いか?」 咲「こ、怖くなんかないもんっ」 京太郎「そうか、それじゃあ行こう」 咲「京ちゃんこそ、怖かったらお姉ちゃんに頼っていいんだからねっ」 京太郎「はいはい」 そう言ってお化け屋敷に入り歩くこと数歩。 お化け(の仮装をした係の人)が突然姿を現す。 咲「お、おおおお化けええっ」 完全にビビりまくって俺の腕にがっしりと抱きついてくる咲。 それからお化け屋敷を出るまで咲は俺の腕を離さず、出た時には半泣きになっていた。 咲「うえぇ……京ちゃんぅ……」 京太郎「すまんすまん、俺が悪かったから、だから泣き止め、な?」 そうして号泣する姉の頭を撫でながら俺は遊園地を後にした。 京ちゃんは、私にとって仲の良い同級生だった。 けど……。 京太郎「ほら、いい加減泣き止んで一人で歩け」 一昨日の晩突然再婚の話を聞かされて、京ちゃんと姉弟になって。 最初は少し戸惑ったけど、今は思うの。 京ちゃんは、優しくてカッコいい頼れる弟だ……って。 だから私もしっかりしたお姉ちゃんになって、家族四人で仲良く暮らして行けたら良いな。 なーんて、京ちゃんが聞いたら笑うかな? 京太郎「やっと帰ってこれたぁ」 咲「そんなに遠くないでしょ?」 京太郎「ああ、どっかの大泣きした誰かさんを引きずって歩かなきゃな」 咲「大泣きなんてしてないっ」 京太郎「いーや、した!」 京太郎「さて、午前は遊んだことだし昼からは家事に精を出そう」 咲「家事ね、お姉ちゃんに任せない」 京太郎「すっげえ不安」 咲「うるさいなあもう!」 京太郎「どうどう、そんじゃ早速始めようか」 咲「何からやるの?」 京太郎「夕飯を作ろう」 咲「よし来た」 京太郎「危ないから咲は包丁は持っちゃ駄目だぞ?」 咲「京ちゃんっ!」 京太郎「悪い悪い、それで何食べたい?」 咲「そうだなあ、京ちゃんが食べたいもので良いよ?」 京太郎「いや俺も何でもいいし咲が決めろよ」 咲「それじゃあハンバーグにしよう」 京太郎「ほう、何故?」 咲「え?だって男の子ってハンバーグ好きでしょ?」 京太郎「否定はしない」 咲「できたっ!」 京太郎「お、どれどれ?」 咲「じゃーん」 京太郎「すげえ!うちの母親のハンバーグより美味そうだ」 咲「ふっふっふ、お姉ちゃんの腕前はどんなもんよ」 京太郎「まさか咲にこんなスキルが有ったとはなぁ」 咲「ひょっとして私馬鹿にされてるっ!?」 京太郎「もう夜かあ」 京太郎「晩飯も食い終わったし風呂に入るか」 咲「そうだね」 京太郎「今日はどっちが先に入る?」 咲「私はどっちでもいいけど」 京太郎「じゃあじゃんけんで勝った方が先ってことで」 咲「おっけー、それじゃあいくよっ」 「「じゃんけんっ」」 京太郎「……負けたか」 咲「えっと、それじゃあお先にー」 京太郎「ああ、風呂で寝るなよー?」 咲「そんなことしないよっ!」 咲「京ちゃーん!着替えとってー!!私の鞄の中に入ってるからー!!」 咲が風呂に入ってしばらくしてからそんな声が聞こえてきた。 京太郎「まったく……何やってんだ……」 仕方なく咲の着替えを取りに行ってやることにする。 しかし……。 京太郎「白、か……」 鞄を開けて最初に目に入ったのは純白のパンツ。 友人曰く「姉の下着なんか見ても興奮しねえ」とのことだが義姉の、それもつい最近まで同級生だった少女の下着だ、興奮しないわけがない。 京太郎「……って何考えてんだ俺は!」 何とか雑念を振り払って咲の元へ着替えを届ける。 意識しなくなる日なんて、来るのかねえ……。 京太郎「もう遅いしそろそろ寝るか」 咲「そ、そうだね」 何故かそわそわしてる咲。はて、トイレでも我慢してるんだろうか? まあもう眠くなってきたしさっさと寝よう。 咲(どどどどど、どうしよう……京ちゃんもう寝ちゃうよ) 咲(でも一緒に寝よなんて言ったら何て言われるか……) 咲(姉弟っぽくて良いと思うんだけど、いざ言おうと思うと恥ずかしい……っ) 京太郎「ん?」 なんだろう、咲は なにかいいたそうなめでこちらをみている って感じだな。 うーむ 京太郎「咲、どうかしたか?」 咲「えっ……うー、その……」 京太郎「……?よく分かんねーけど何も無いならもう寝るぞ?」 咲「まっ、待って!」 京太郎「ん」 咲「その……一緒に寝ない?」 京太郎「ああ、いいぞー……って、はあ!?」 咲「ち、違うよ!?変な意味とかじゃなくてっ」 京太郎「じゃあ何なんだよ」 咲「いや……その、同じ布団で寝るとか姉弟っぽいかなー、なんて」 京太郎「俺たちもうすぐ高校生だぞ?」 咲「だめ、かな?」 京太郎「……仕方ねえな」 咲「じゃあ……」 京太郎「ああ、俺の部屋来い」 咲「うんっ!」 咲「なんか、いいね」 京太郎「そうかぁ?」 俺と咲は俺の布団で二人並んで寝ることにした。 まあ咲の奴も過剰に近づいてくる気配も無いし何より咲だ、間違いが起こることも無いだろう。 咲「……ちょっと、懐かしいかも」 京太郎「懐かしい?」 咲「うん、小さい頃はよくお姉ちゃんとこうやって寝てたの」 咲「お父さん達が離婚した時に別々になっちゃったんだけどねっ……って京ちゃん?」 少し寂しそうな表情で語り始めた咲を、俺はいつの間にか抱きしめていた。 京太郎「……俺は、一緒に居てやるからな」 咲「京ちゃん……」 京太郎「それに、心配で一人に出来ねえよ」 咲「もう、そうやって馬鹿にして」 京太郎「心配なもんはしょうがないだろ」 咲「うん……ねえ、京ちゃん」 京太郎「なんで?」 咲「姉弟って、暖かいね」 京太郎「ああ、そうだな」 咲「私、もう寝るねっ、おやすみ」 京太郎「おやすみ」 そうして俺は咲の頭を撫でながら咲が眠りに就いたのを確認するとゆっくり瞼を閉じた。 朝の日差しが眩しい。 ぼにんやり目を開けると隣には咲の寝顔があった。 眠い……。 どうするかな…… 咲「……きて、朝だよ京ちゃん」 身体を揺すられ俺は目を覚ました。 そして視界に入ってくるのは可愛い義姉の笑顔だ。 咲「もう、やっと起きたっ」 咲「ちゃんと一人で起きなきゃ駄目だぞー?」 満面の笑みでほっぺたを引っ張ってくる咲、そんなに咲に起きれたのが嬉しかったか。 お姉ちゃんぶっちゃってまあ、ういやつめ、この。 咲「そろそろお父さん達帰ってくるよ?」 忘れてたけどもうそんな時間か。 咲との二人っきりの生活もこれで一先ず終了かあ。 そう思うと感慨深い。 この三日間色々有ったけど、割と楽しかったかな。 ちょっと危なっかしいしぽんこつ気味だけど、こんな可愛らしい義姉が出来て、俺は幸せだな。 なーんて、恥ずかしくて咲には言えねえな。 咲「ほら京ちゃん起きて起きて」 京太郎「あー、わかったわかった」 うん、こんな生活も悪くないかな。 《宮永咲編 カンッ!》
https://w.atwiki.jp/mayutama44/pages/23.html
10月6日 飯塚雅弓さんの クリスタルデイズ販売イベントで 大阪・DiSC・PEAR日本橋店に行ってきました。 家から地下鉄で20分このへんは、 もうこのへんは、庭みたいなもの ディスクピアもこれで4回ぐらいここで、 飯塚さんと会った。 CDも買うのもこのお店、 フライングゲットしやすいお店だし、 お世話になっております。 さて今回のミニイベント、毎回、 席は、いつも前のほう、4番ちょうどど真ん中の1番前 ベストポジション。 まーちゃんの、顔もばっちり、見えてラッキー。 服装、は黒のワンピにひらひら少しあって 帽子にもヒラヒラお嬢さんって感じの衣装。 眉毛のところにキラキララインストーン、 リップのほうも少し光ってクリスタルのよう。 ミニライブは、 Baby,dance with me ♪ クリスタルデイズ ミルフィーユの3曲です。 年明けのライブツアーも決まったみたいですね。 なななんと大阪は、ツアー最終になるってことで、 1月19日(土) 心斎橋のクラブ クアトロ 他 1月3日は、バースデイライブ仕様で特別 場所は、川崎 クラブチッタ あと 1月12日だっけ間違ってたらすいません。ここんとこ 聴き損ねた。東京 SHIBUYA-AXです。 まーちゃんのサイン入り写真をゲット。 ちょっと普通のプリント生写真なので、ちょっとうれしい。 握手会のほうも笑顔見れたんで、もういつもながら 緊張しました。いつもメールありがとね。だって そんなことだけど、それだけでもうれしいっす。 今週の音泉の番組ケータイ少女スピリッツ#15のゲストは、なななんと飯塚雅弓さんがゲストなあああんです。なんか寺田はるひさんのテンション、ともだち100人できるからっ♪のゲストに来たときよりめっちゃテンションたかー。wikipediaで寺田はるひさんのこと調べてみると、おとうさん、なななんとレーサー、もう止まらないノンストップ暴走車ってかんじかあ。血はちゃんと性格に引き継いでいるんですね。さておき、飯塚さんもちょっとテンション高めで登場、って感じで、もう実況は、もう無理なんせともだち100人みたいにこまかくできぬ。細かいところは、ケータイ少女アニメのブログを見てちょうだい。 ということで、話題は、ケータイになる。まーちゃんのケータイは、デコケータイ、キラキラなのだ。それに比べてはるひさんのケータイのシンプルなこと、テンション高いわりには、地味なケータイ。まあそれは、置いといて、まーちゃんは、予測変換機能とやら使わず、普通にメールを打つみたいで、自分もそんな機能は、使ったことない。はるひさんは結構使ってるわりには、パソコン使えない。ブログも人まかせにしてるね。 そんなこんなで、変換妄想のコーナー まゆたまってことで、のたの字のところのまーちゃんのケータイに残った言葉便りにしているってところが、はるひさんの突っ込み告白でもしたの。もうこの言葉にまーちゃんファンはドキっとしたことだろう。このコーナーあみすけは、ケータイになぜか民主党の言葉が、小清水さんは、民主党支持なのか、というのも少しおかしかった。 このコーナーより東京のビッグサイトという言葉に、はるひさんがすごく反応、もう際(サイ)となる。動物のサイと祭りのサイとのかけあわせの妄想が膨らむ。東京ビッグサイトの祭典は、動物のサイの祭りでサイだらけ、なんかこの放送の印象は、サイだけしかなかったような気がする。なぜはるひさんのテンションの高いかがよくわかった妄想が原因だと・・・こっちもテンションあがってサイしか見えなかった。ああそれよりまーちゃん、ケータイ少女の宣伝シンガーの称号もらったみたいです。ライブのときちょこっとケータイ少女の宣伝するかもしれませんね。 ケータイ少女 ドラマCD ~2回目のクリスマス~CD 大阪のB.B.B.の飯塚雅弓さんのイベントに行ってきました。 ミニライブありサイン会ありよかったよ。 サイン会あるとは予定なかったのに。 きゅうに整理券の裏に 名前書いてください。 とスタッフさんの人からいわれてあり サイン会なんかあったのかな?と思いつつ ステッカーにサインに名前を書いてもらう。 いつも平仮名で名前書いてもらうんですが、 きょうは漢字でサインしてもらいました。 ライブは3曲 春、君想フ、いつもの帰り道、 君と大空へ、もう君と大空へのフィンガーアクション初めてみた。 なんせライブ行ってなかったからちょっとうれしかった。 ライブといえば、最近大阪でやってなかったから、 ライブの嘆願書みたいなんがあったから、 関西3都市のどっかでやってほしいと書いといたよ。 ぜひお願いしますと たぶん今年の夏のライブは、 きっと大阪は復活するだろうな、 なんせファンの切実な願いなんだから しかしこんなキックが出来たら 明日の日本戦は大丈夫なんだろうけどな。 しかしまーちゃん写真本当に蹴ってるみたいだあ。 外国のサッカー見てたらこんな大技いっぱい出るんだが、 中村俊輔ぐらいかね。 飯塚雅弓さんのFCストロベリーキャンドルからバレンタインのカードが届きました。14日バレンタインだったことすかっり忘れてた。チョコレート買ってキットカットボリボリほおばりながら食べてた。コンビニにバレンタインのコーナーがしまった。チョコ食べた。なんかみじめな奴みたいになってしまった。 バレンタインといえばよくFCイベントで飯塚さんが作ったチョコとかよく食べたものだ。最近2月にイベントないしなんとなく寂しい。神戸の船のイベントだったなあ。もう関西でイベントないのもちょっと寂しい。 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今年の目標ってのは別にありません。 のんびりマイペースこれが、 いつも私のモットーであります。 でも時には、力入れるときは入れて締めて いきたいとあと2日もすれば飯塚雅弓さんの誕生日 そしてライブ行きたいのは 山々でも都合があってまた行けず。 行ける人は、楽しんでくださいね。 今年は、大阪のライブはなく横浜 のみもう関東に移住しようかな?と思うきょうのこのごろ 愚痴いっても仕方ないんで、今年のライブもDVD化してくれればいいのになあと少し期待してます。とにかく正月楽しみます。 ついに飯塚雅弓さんのアルバムゲットしました。日本橋のゲーマーズでゲット いつもはディスクピアで買うのですが、ディスクピアでは1日前に売り出されるのですが、 ゲーマーズで買いました。ディスクピアではすでにこのmine売り上げ好調みたいです。 フラゲした人いるみたいなんで好調みたいです。 歌詞もちゃんと韻を踏んでいますので曲もちゃんと納まっています。曲もアップテンポでノリノリ これならライブでもジャンプもしやすい。なんか流星☆が流れるって感じです。 はでさはなく軽いってかんじかな。小春日和ってかんじクリスマスのアルバムなんだけど ジングルベルってかんじのはでさじゃなくふっとした軽い感じCaressの軽さ日常ってかんじだなあ なんか寒さは感じない。暖かい。カリフォルニアのクリスマス フロリダにいるような感じです。小春日和のクリスマス、 Fly Ladybiard flyは、秋から冬って感じで寒いって感じがしました。 特にX'mas time hold me tightなんかもう凍えそうでしたが、mineはヌクヌククリスマスで 暖かい。 飯塚雅弓の日々の想いを綴った9thアルバム。 初回限定盤は、ジャケットサイズカード3種類封入! 2005/12/7発売 TKCA-72959 税込 \3,000 (税抜 \2,857) 01.未来へ 02.Twinkle Wink 03.あの日のlove letter 04.おはようとシャンプー 05.チャンス!! 06.メープルの空 07.ずっと好きでした。 08.君想う空に願う 09.あいのはな 10.Berry Berry Christmas★ 試聴はこちら Fly Ladybird fly 飯塚雅弓さんのFCイベント「まゆたまゴロゴロボウリング大会3 1、2、3」の大阪の2部に(場所 桜橋ボウル )参加してきました。ボウリング自体あんましやってません。ガーターばっかりと思っていたけど、ストライク2回まあうまくいったほうだと思います。まーちゃんの初球は、ガーターはずしてしまいました。しかしうちのチーム一人欠席3人なんでグループの参加の成績はあまりふるわなかった。3人の成績はよかったけど最終的な個人成績は、31位でした。 自分の成績は106まあこんなものか、カレンダーにサインもらってまた1年このカレンダーとのつきあいが始まる。あんましグッズは買わないほうだけどカレンダーだけは、毎年買っています。なんせポスターよりカレンダーのほうが1年まーちゃんの顔楽しめるしね。 yahooで飯塚雅弓さんのライブトークがあった。 こんな形の番組は、Lucky☆dip以来です。ただうちのネット環境はもう最低映像が見れない。音声のみそれも声とぎれる。とぎれる。再放送をネットカフェでも 見て楽しむしかない。チャットもなんか重くて出来なかった。それでもまーちゃんのことよくわかってよかった。デコレ携帯も電池のところまで貼り電池交換も出来ないこととか身長がプロフィールでは153センチになっていたが実際は148.5センチだとか靴を高くして、153センチにしたという正直にカミングアウトしてくれた。日常にもいろんな風景を見て役者として目を養うってことも分かりました。 音声が途切れるのでちょっとしかわからなかったけれど、まーちゃんの意気込みつうじた。今度のアルバムについてくる歌詞カードの写真は日常を扱った写真になるそうです。中には泡風呂に入ってるまーちゃんもあるそうです。まーちゃん日和でもう公開していましたけど パピピピプピはこのパソコンでもなんとか見れました。 ほとんど静止画でしたけど特にプピのまーちゃんの男の声かわいい。一瞬メグさんかなあと思った。れい子さんはカウボーイビーパップのフェイかなと思った。以外な声にびっくりでした。 このアニメのDVDの発売日とアルバムmineの発売日が一緒なんです。12/7発売です。なんかこれも偶然なんでしょうか?それともDESTINY? パピピピプピ
https://w.atwiki.jp/ritsuss/pages/251.html
430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/29(月) 19 46 51 ID +kCU95eP 聡は風呂上がりのりっちゃんも前髪おろしたりっちゃんも毎日見れるんだよな。 聡ーーーー!!!!! 438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/29(月) 19 55 45 ID 67wDqVOy 430 で、それを見て顔を赤らめてる聡は律お姉ちゃんにからかって貰える訳ですね …何と言う涅槃 441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/29(月) 19 59 47 ID +kCU95eP 438 夏場、キャミと短パンでうろつくりっちゃんを見て思春期な聡は目のやり場に困る。 それを見た律が「何照れてんだ~、うりうり」とか言って肩組んで頭をぐりぐりされたり .....ふぅ。 聡のおかげで妄想の幅がグッと広がるわ 442 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/29(月) 20 03 38 ID jY34iI7v 441 寧ろ 律「ふぃー一番風呂はいいねぇ。聡次入れよ」 聡「んー、わかったー。 ……」 律「? どうした?私の身体なんか見て。…もしや」 聡「何で親近相姦みたいな反応してるんだよ。いや、見てたけどさ」 律「ほら、やっぱ見てたんじゃん。って、早く風呂入れって」 聡「わかったってば」 律「私は牛乳牛乳~」 聡「澪さんは成長してるのになぁ…」バタン 律「ごふっ。さ、聡!お前っ!!」 出典 【けいおん!】田井中律は姉御肌可愛い31【ドラム】 名前 コメント すべてのコメントを見る